屋根修理の最適な時期とタイミングは一般的に10年といわれています。
ですが、苔や藻・カビの発生、瓦の反り・ヒビ割れなどが見られる場合は、早めの屋根修理をおすすめいたします。

屋根修理には大きく分けて葺き替え工法・重ね葺き工法（屋根カバー工法）・塗り替え・部分補修の4種類があります。
なりた住建ではすべての修理を承っています。お困りの際はお気軽にご相談ください。

葺き替え工事とは既存の屋根を撤去して、下地を貼り替えたり補修した後に新しい屋根材を設置する工事です。
屋根材の寿命は20年～40年と幅がありますが、防水シートや下地の木材の寿命は約30年ほどです。
雨漏りを防ぐためにも、特に劣化が激しい屋根材や築年数が30年以上の住宅におすすめの工事です。

重ね履き工法とは、既存の屋根の上に新しく下地を作り、新しい屋根材を乗せる修理方法で、カバー工法とも言います。
重ね葺きに向いているのは、トタン屋根やスレート屋根などです。
特に有害な物質であるアスベストが含まれているスレート屋根では、撤去処分に余分な費用がかかってしまうため、重ね葺きでフタをするという手段が取られます。

雨樋や棟板金などの部材が破損したり劣化した際には部分補修で対応できます。
部分補修は漆喰工事と棟板金・棟瓦工事の2種類があり、漆喰工事は漆喰の剥離などの補修をいたします。
棟板金・棟瓦工事は釘の浮きや、下地の劣化などの劣化が見られた場合に、釘の打ち直しや棟板金の交換、貫板の補修などを行います。